CrudeDrug:Zizyphi Fructus

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{{ {{NAMESPACE}}/Header}}
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==Picture==
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{{CrudeDrug/AlpsPic|
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|1= Jujube (タイソウ)
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|2= 1. China Shandong 山東 (大泡棗 1級) && 2. China Shandong 山東 (大泡棗 2級) <BR> 3. China Henan 河南 (大灰棗 1級) && 4. China Henan 河南 (大灰棗 2級) <BR> 5. China Shanxi 陝西 (大棗 2級) && 6. China Yunnan 雲南 (小棗)
 +
|3= colspan=2& 7. Japan Furukawa 古川 && 8. China 中国 (黒棗) <BR> colspan=2& 9. China 中国 (大泡棗葉) && 10. China 中国 (大灰棗葉) <BR> 11. China 中国 (大棗葉) && 12. China 中国 (小棗葉) && 13. Japan Furukawa 古川 (棗葉)
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|nameJ=タイソウ
 
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|nameC=大棗
 
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|speciesL=Zizyphus jujuba Miller var. inermis Rehder
 
|speciesL=Zizyphus jujuba Miller var. inermis Rehder
 
|speciesJ=ナツメ
 
|speciesJ=ナツメ
 
|speciesC=棗
 
|speciesC=棗
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|speciesE=Common Jujube, Chinese Jujube
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+
 
|genusJ=ナツメ属
 
|genusJ=ナツメ属
|familyJ=Rhamnaceae
+
|genusE=Zizyphus
|familyE=クロウメモドキ科
+
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|partUsedJ=果実
 
|partUsedJ=果実
|propertyJ=甘酸っぱい特異臭。甘い。
+
|propertyJ=本品は楕円球形又は広卵形を呈し、長さ2~3cm、径1~2cmである。外面は赤褐色で粗いしわがあるか、又は暗灰赤色で細かいしわがあり、いずれもつやがある。両端はややくぼみ、一端に花柱の跡、他端に果柄の跡がある。外果皮は薄く革質で、中果皮は厚く暗灰褐色を呈し、海綿様で柔らかく、粘着性があり、内果皮は極めて堅く紡錘形で、2室に分かれる。種子は卵円形で偏平である。
|constituentJ=ジジフスサポニン
+
本品は弱い特異なにおいがあり、味は甘い。
|constituentE=zizyphus saponin
+
|constituentJ=ジジフスサポニン、アルフィトール酸 、オレアノール酸、ベツリン酸、フルクトース、グルコース、ショ糖
 +
|constituentE=zizyphus saponin, Alphitolic acid, oleanolic acid, betulinic acid, fructose, glucose, sucrose
 
|testJ=-
 
|testJ=-
|pharmacopeiaJ=1239
+
|pharmacopeiaJ=1543
|effectJ=抗補体作用、強壮、鎮静、抗アレルギー、抗消化性潰瘍、抗ストレス、血液凝固抑制、腎障害改善
+
|effectJ=強壮、緩和、利尿、鎮痛(腹痛など)、鎮静
|usageJ=体の痛み、脇腹痛、ひきつれ
+
|usageJ=体の痛み、脇腹痛、ひきつれに応用される。
|kampo=葛根湯,甘麦大棗湯,桂枝湯,大青竜湯,小柴胡湯,桂枝加芍薬湯,清肺湯,補中益気湯,四君子湯
+
|kampo2=葛根湯,甘麦大棗湯,桂枝湯,大青竜湯,小柴胡湯,桂枝加芍薬湯,清肺湯,補中益気湯,四君子湯
+
 
|links= sm-sun:syou-ta/taisou&&tsumura:taisou
 
|links= sm-sun:syou-ta/taisou&&tsumura:taisou
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|dryingLoss=
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|ashContent=3.0 %以下
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|AIA=
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{{CrudeDrug/Text
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|3 = 記載なし
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|4 = 記載なし
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|5 = 【適用】?緩和強壮利水薬として種々の緊張によるとう痛、過敏症、せきなどを治す目的で漢方方剤に配合する (略)。 2-366
 +
|6 = 【適用】 緩和強壮利水薬として種々の緊張による疼痛、過敏症、せきなどを治す目的で漢方方剤に配合する (略)。 2-426
 +
|7 = 【薬効】 〔薬理〕 (略)。 【適用】 緩和、鎮静、強壮、補血、利水薬として漢方方剤に配合する (略)。 D-540
 +
|8 = 【適用】 漢方処方用薬である。 漢方方剤: (略) D-554
 +
|9 = 【適用】 漢方処方用薬である。かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。 漢方処方: (略) D-586
 +
|10 = 【適用】 漢方処方用薬である。かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。 漢方処方: (略) D-581
 +
|11 = 【適用】 漢方処方用薬である。かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。 漢方処方: (略) D-651
 +
|12 = 【適用】 漢方処方用薬である。かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。 漢方処方: (略) D-702
 +
|13 = 【適用】 漢方処方用薬である。かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。 漢方処方: (略) D-439
 +
|14 = 【適用】 漢方処方用薬である。かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。 漢方処方: (略) D-535
 +
|15 = 強壮作用を期待して配合される(P. 177)。
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|19 = 記載なし
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|20 = 記載なし
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|21 = 記載なし
 +
|22 = 記載なし
 +
|23 = 記載なし
 +
|24 = 正P236: 身体各部に於ける筋肉の痙攣を治し、咳嗽を鎮静し、胸痛及び腹痛を制止するに、一回二乃至四グラムを内服せしむ。
 +
|25 = P300: 緩下、強壮薬とす。
 +
|26 = 記載なし
 +
|27 = 記載なし
 +
|28 = 記載なし
 +
|29 = 記載なし
 +
|30 = 記載なし
 +
|31 = 記載なし
 +
|32 = P128: 漢方: 緩和、強壮、利尿剤。甘麦大棗湯など
 +
|33 = P90: 緩和、強壮、利尿剤、急迫性の攣引痛に用いる
 +
|34 = P145: 漢方では緩和、強壮、利水剤として、身体各所の痛み、咳嗽、胃病精神不安などに用いる。
 +
|35 = P130: 消化緩和強壮の作用がある。
 +
|36 = P399: 強壮薬
 +
|37 = 記載なし
 +
|38 = 記載なし
 +
|39 = P147: 漢方で緩和、強壮、利尿薬とする。
 +
|40 = P85: 緩和、強壮、利尿の目的で漢方方剤に用いられる。
 +
|41 = P67: 緩和、強壮、利尿薬として緊張による疼痛や咳などの治療の目的で漢方に応用される。その方剤86におよぶ。
 +
|42 = P72: 強壮、利尿、緩和
 +
|43 = P188: 漢方で緩和、鎮静、強壮、補血を目標に用いる。
 +
|44 = P266: 漢方で補養薬(消化不良、食欲不振、ヒステリーなどに)として処方。
 +
|45 = P155: 漢方では緩和、強壮、利水剤として、身体各所の痛み、咳嗽、胃病精神不安などに用いる。
 +
|46 = P310: 漢方で補養薬(消化不良、食欲不振、ヒステリーなどに)として処方。
 +
|47 = P173: 漢方で緩和、鎮静、鎮痛、強壮、補血の目的で用いる。葛根湯など
 +
|48 = P267: 緩和、強壮、利尿、鎮痙薬。
 +
|49 = P174: 漢方で緩和、鎮静、鎮痛、強壮、補血の目的で用いる。
 +
|50 = P172: : 漢方で補養薬に分類し、かぜ薬、鎮痛・鎮痙薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬などとして用いられる多数の薬方に配合。
 +
|51 = P211: 漢方処方用薬(かぜ薬、鎮痛・鎮痙薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方に配合)
 +
|52 = P136: 緩和、鎮静、強壮、補血、利水薬として漢方方剤に配合する。1日量3?5 g。
 +
|53 = P267: 緩和、強壮、利尿、鎮痙薬。
 +
|54 = P182: 漢方で緩和、鎮静、強壮、補血を目標に用いる。
 +
|55 = P209: 漢方で緩和、鎮静、鎮痛、強壮、補血の目的で用いる。葛根湯など
 +
|56 = P154: 強壮、健胃、消化
 +
|57 = P99: 滋養強壮を目的とする漢方処方に配合される。
 +
|58 = P74: 風邪薬、鎮痛鎮痙薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方に配合される。配合処方: 桂枝湯、葛根湯、六君子湯、補中益気湯、小柴胡湯、半夏瀉心湯、甘麦大棗湯など。
 +
|59 = P78: 緩和薬として、筋肉の急迫、腹痛等に用い、滋養強壮薬として精神不安などに応用する。処方例: 胃苓湯、?香正気散、葛根湯、甘草瀉心湯、甘麦大棗湯(略)
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|60 = P39: 緩和、滋養・強壮、鎮静、鎮痛、利水などの目的で用いる。
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|61 = P177: (略)強壮、緩和、利尿、漢方処方用薬とする。
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|62 = P204: もっぱら漢方に使い、脾胃を補い、気を調え、精神安定作用をもつ薬能がある。食欲不振、神経症による動悸、不安、婦人のヒステリーなどを主治する。かぜ薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、鎮痛剤とみなされる処方に高頻度で配剤されている。
 +
|63 = P264: 抗補体作用。漢方では、通経や利尿、関節炎や腰痛のために用いられる。
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|64 = P64: 強壮、補血、利尿、緩和、鎮静を目的に緊張による痛み、咳などの症状を緩和する。体の下から上に突き上げるような心悸亢進を治す。漢方処方: 甘麦大棗湯など
 +
|65 = P158: 滋養・強壮、鎮静、鎮痛、利水。(中)補気薬。方剤: 黄連湯、葛根湯、甘麦大棗湯、桂枝湯、桂枝加朮附湯など
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|66 = 記載なし
 +
|67 = P157: 漢方で強壮、利水、鎮静などを目的に実用処方の約3割に配合される。桂枝湯、葛根湯、甘麦大棗湯など。
 +
|68 = P238: 多くの漢方処方に配合。
 +
|73 = P577: 健胃、鎮痛
 +
|74 = P148: 記載なし
 
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General Index Names Prescriptions Books Journals Terminology Chinese Medicines

Contents

[edit] Picture

Photographs of Jujube (タイソウ) (by Alps Pharm. アルプス薬品)
Alps:Zizyphi Fructus.jpg
1. China Shandong 山東 (大泡棗 1級) 2. China Shandong 山東 (大泡棗 2級)
3. China Henan 河南 (大灰棗 1級) 4. China Henan 河南 (大灰棗 2級)
5. China Shanxi 陝西 (大棗 2級) 6. China Yunnan 雲南 (小棗)
Alps:Zizyphi Fructus2.jpg
7. Japan Furukawa 古川 8. China 中国 (黒棗)
9. China 中国 (大泡棗葉) 10. China 中国 (大灰棗葉)
11. China 中国 (大棗葉) 12. China 中国 (小棗葉) 13. Japan Furukawa 古川 (棗葉)

大棗

References

  1. 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
  2. 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
  3. 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS

Prescriptions 処方一覧

麦門冬湯 (バクモンドウトウ)  防已黄耆湯 (ボウイオウギトウ)  附子粳米湯 (ブシコウベイトウ)  中建中湯 (チュウケンチュウトウ)  大防風湯 (ダイボウフウトウ)  大柴胡湯 (ダイサイコトウ)  大柴胡湯去大黄 (ダイサイコトウキョダイオウ)  大青竜湯 (ダイセイリュウトウ)  独活葛根湯 (ドッカツカッコントウ)  越婢加半夏湯 (エッピカハンゲトウ)  越婢加朮附湯 (エッピカジュツブトウ)  越婢加朮湯 (エッピカジュツトウ)  越婢湯 (エッピトウ)  不換金正気散 (フカンキンショウキサン)  五積散 (ゴシャクサン)  呉茱萸湯 (ゴシュユトウ)  八解散 (ハチゲサン)  排膿散及湯 (ハイノウサンキュウトウ)  排膿湯 (ハイノウトウ)  半夏瀉心湯 (ハンゲシャシントウ)  平胃散 (ヘイイサン)  補中益気湯 (ホチュウエッキトウ)  補肺湯 (ホハイトウ)  胃苓湯 (イレイトウ)  滋陰降火湯 (ジインコウカトウ)  参蘇飲 (ジンソイン)  十全大補湯 (ジュウゼンタイホトウ)  解急蜀椒湯 (カイキュウショクショウトウ)  解労散 (カイロウサン)  葛根加半夏湯 (カッコンカハンゲトウ)  葛根加朮附湯 (カッコンカジュツブトウ)  葛根湯 (カッコントウ)  葛根湯加川芎辛夷 (カッコントウカセンキュウシンイ)  藿香正気散 (カッコウショウキサン)  甘麦大棗湯 (カンバクタイソウトウ)  加味平胃散 (カミヘイイサン)  加味帰脾湯 (カミキヒトウ)  加味温胆湯 (カミウンタントウ)  甘草瀉心湯 (カンゾウシャシントウ)  栝楼桂枝湯 (カロウケイシトウ)  化食養脾湯 (カショクヨウヒトウ)  啓脾湯 (ケイヒトウ)  桂姜棗草黄辛附湯 (ケイキョウソウソウオウシンブトウ)  桂麻各半湯 (ケイマカクハントウ)  桂枝附子湯 (ケイシブシトウ)  桂枝越婢湯 (ケイシエッピトウ)  桂枝加附子湯 (ケイシカブシトウ)  桂枝加朮附湯 (ケイシカジュツブトウ)  桂枝加葛根湯 (ケイシカカッコントウ)  桂枝加桂湯 (ケイシカケイトウ)  桂枝加厚朴杏仁湯 (ケイシカコウボクキョウニントウ)  桂枝加黄耆湯 (ケイシカオウギトウ)  桂枝加苓朮附湯 (ケイシカリョウジュツブトウ)  桂枝加竜骨牡蛎湯 (ケイシカリュウコツボレイトウ)  桂枝加芍薬大黄湯 (ケイシカシャクヤクダイオウトウ)  桂枝加芍薬生姜人参湯 (ケイシカシャクヤクショウキョウニンジントウ)  桂枝加芍薬湯 (ケイシカシャクヤクトウ)  桂枝去桂加茯苓朮湯 (ケイシキョケイカブクリョウジュツトウ)  桂枝去芍薬加蜀漆竜骨牡蠣救逆湯 (ケイシキョシャクヤクカショクシツリュウコツボレイキュウギャクトウ)  桂枝去芍薬湯 (ケイシキョシャクヤクトウ)  桂枝麻黄各半湯 (ケイシマオウカクハントウ)  桂枝二越婢一湯 (ケイシニエッピイチトウ)  桂枝二越婢一湯加朮附 (ケイシニエッピイチトウカジュツブ)  桂枝二麻黄一湯 (ケイシニマオウイチトウ)  桂枝湯 (ケイシトウ)  堅中湯 (ケンチュウトウ)  帰耆建中湯 (キギケンチュウトウ)  帰脾湯 (キヒトウ)  橘皮竹茹湯 (キッピチクジョトウ)  厚朴七物湯 (コウボクシチモツトウ)  香砂平胃散 (コウシャヘイイサン)  香砂六君子湯 (コウシャリックンシトウ)  香砂養胃湯 (コウシャヨウイトウ)  芎帰調血飲 (キュウキチョウケツイン)  芎帰調血飲第一加減 (キュウキチョウケツインダイイチカゲン)  麻黄連軺赤小豆湯 (マオウレンショウセキショウズトウ)  黄耆桂枝五物湯 (オウギケイシゴモツトウ)  黄耆建中湯 (オウギケンチュウトウ)  黄芩加半夏生姜湯 (オウゴンカハンゲショウキョウトウ )  黄芩湯 (オウゴントウ)  黄連湯 (オウレントウ)  麗沢通気湯 (レイタクツウキトウ)  麗沢通気湯加辛夷 (レイタクツウキトウカシンイ)  六君子湯 (リックンシトウ)  苓桂甘棗湯 (リョウケイカンソウトウ)  良枳湯 (リョウキトウ)  柴朴湯 (サイボクトウ)  柴陥湯 (サイカントウ)  柴胡加芒硝湯 (サイコカボウショウトウ)  柴胡加竜骨牡蛎湯 (サイコカリュウコツボレイトウ)  柴胡桂枝湯 (サイコケイシトウ)  柴苓湯 (サイレイトウ)  柴芍六君子湯 (サイシャクリックンシトウ)  柴蘇飲 (サイソイン)  清肺湯 (セイハイトウ)  旋覆花代赭石湯 (センプクカタイシャセキトウ)  炙甘草湯 (シャカンゾウトウ)  四君子湯 (シクンシトウ)  小建中湯 (ショウケンチュウトウ)  生姜瀉心湯 (ショウキョウシャシントウ)  小柴胡湯 (ショウサイコトウ)  小柴胡湯加桔梗石膏 (ショウサイコトウカキキョウセッコウ)  蘇子降気湯 (ソシコウキトウ)  当帰建中湯 (トウキケンチュウトウ)  当帰四逆加呉茱萸生姜湯 (トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)  当帰四逆湯 (トウキシギャクトウ)  温胆湯 (ウンタントウ)  烏薬順気散 (ウヤクジュンキサン)  烏頭桂枝湯 (ウズケイシトウ)  射干麻黄湯 (ヤカンマオウトウ)  

[edit] 歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載

利用する場合は以下を引用してください。

  • 矢作 忠弘,石内勘一郎,渥美 聡孝,三宅 克典,森永 紀,伏見 裕利,大山 雅義,森川 敏生,田中 謙,有田 正規,牧野 利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 1-36, 2017
番号 書名 出版年 記載
3 局方医薬品承認申請の手引き 1980 記載なし
4 生薬のエキス製剤の製造販売承認申請に係るガイダンスついて(2015年12月25日薬生審査発) 2015 記載なし
5 JP7 第1部 大改訂版 第2部 解説書(1966) 1961 【適用】?緩和強壮利水薬として種々の緊張によるとう痛、過敏症、せきなどを治す目的で漢方方剤に配合する (略)。 2-366
6 JP8 解説書 1971 【適用】 緩和強壮利水薬として種々の緊張による疼痛、過敏症、せきなどを治す目的で漢方方剤に配合する (略)。 2-426
7 JP9 解説書 1976 【薬効】 〔薬理〕 (略)。 【適用】 緩和、鎮静、強壮、補血、利水薬として漢方方剤に配合する (略)。 D-540
8 JP10 解説書 1981 【適用】 漢方処方用薬である。 漢方方剤: (略) D-554
9 JP11 解説書 1986 【適用】 漢方処方用薬である。かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。 漢方処方: (略) D-586
10 JP12 解説書 1991 【適用】 漢方処方用薬である。かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。 漢方処方: (略) D-581
11 JP13 解説書 1996 【適用】 漢方処方用薬である。かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。 漢方処方: (略) D-651
12 JP14 解説書 2001 【適用】 漢方処方用薬である。かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。 漢方処方: (略) D-702
13 JP15 解説書 2006 【適用】 漢方処方用薬である。かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。 漢方処方: (略) D-439
14 JP16 解説書 2011 【適用】 漢方処方用薬である。かぜ薬、鎮痛鎮けい薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方及びその他の処方に高頻度で配合されている。 漢方処方: (略) D-535
15 登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会_試験問題の作成に関する手引き(厚生労働省医薬食品局総務課2007年7月) 2007 強壮作用を期待して配合される(P. 177)。
19 『改訂生藥學』アルベルト・ウィカンド 大井玄洞 1887 記載なし
20 『生藥學』第5版 下山順一郎 1901 記載なし
21 『簡明生藥學』島崎健造 1909 記載なし
22 『最新薬学全書 第6編 生薬学』 伊藤治輔 編、日本薬学講習会 1913 記載なし
23 『生藥學』第13版 下山純一郎 朝比奈泰彦 1916 記載なし
24 『和漢薬物学』日野五七郎 一色直太郎 同済号書房 たにぐち書店復刻版 1931 正P236: 身体各部に於ける筋肉の痙攣を治し、咳嗽を鎮静し、胸痛及び腹痛を制止するに、一回二乃至四グラムを内服せしむ。
25 『薬理的生薬学』村上師壽 三省堂 1933 P300: 緩下、強壮薬とす。
26 『生藥學』第20版 下山順一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1934 記載なし
27 『生藥學』第27版 下山純一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1943 記載なし
28 『生藥學教科書』木村康一 1949 記載なし
29 『最新生薬学』刈米達夫 1949 記載なし
30 『生薬学』三橋博、醫學書院 1958 記載なし
31 『生薬学』第4版、藤田路一 1963 記載なし
32 『新編生薬学』東丈夫 名越規朗 廣川書店 1965 P128: 漢方: 緩和、強壮、利尿剤。甘麦大棗湯など
33 『生薬学総論』柴田承二 東丈夫 木島正夫 下村孟 廣川書店 1966 P90: 緩和、強壮、利尿剤、急迫性の攣引痛に用いる
34 『生薬学』稲垣勲 嶋野武 嶋田玄彌 長沢元夫 南江堂 1967 P145: 漢方では緩和、強壮、利水剤として、身体各所の痛み、咳嗽、胃病精神不安などに用いる。
35 『和漢生薬』刈米達夫 廣川書店 植物分類学での順 1971 P130: 消化緩和強壮の作用がある。
36 『最新生薬学 第三改槁版』刈米達夫 廣川書店 1973 P399: 強壮薬
37 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔上〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1975 記載なし
38 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔下〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1976 記載なし
39 『生薬学』 木島正夫 澤田徳之助 秦清之 朝倉書店 1978 P147: 漢方で緩和、強壮、利尿薬とする。
40 『新常用和漢薬集』訂正第2版 東京生薬協会 編集 南江堂 1978 P85: 緩和、強壮、利尿の目的で漢方方剤に用いられる。
41 『最新生薬学総覧』伊沢一男 学文社 1978 P67: 緩和、強壮、利尿薬として緊張による疼痛や咳などの治療の目的で漢方に応用される。その方剤86におよぶ。
42 彩色写生図 日本の薬用植物〔生薬〕 生薬-成分-漢方-〔処方例〕高取治輔 廣川書店 1980 P72: 強壮、利尿、緩和
43 『生薬学第2版』北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 1982 P188: 漢方で緩和、鎮静、強壮、補血を目標に用いる。
44 『コメンタリー局方生薬』初版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1984 P266: 漢方で補養薬(消化不良、食欲不振、ヒステリーなどに)として処方。
45 『新訂生薬学 第2版』長沢元夫 野呂征男 萩原幸夫 木村孟淳 南江堂 1987 P155: 漢方では緩和、強壮、利水剤として、身体各所の痛み、咳嗽、胃病精神不安などに用いる。
46 『コメンタリー局方生薬』 第2版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1987 P310: 漢方で補養薬(消化不良、食欲不振、ヒステリーなどに)として処方。
47 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第3版』三橋博 指田豊 山﨑和男 南江堂 1989 P173: 漢方で緩和、鎮静、鎮痛、強壮、補血の目的で用いる。葛根湯など
48 『生薬学概論』 難波恒雄 津田喜典編 南江堂 1990 P267: 緩和、強壮、利尿、鎮痙薬。
49 『生薬学改訂第4版』 三橋博 井上隆夫編集 南江堂 1992 P174: 漢方で緩和、鎮静、鎮痛、強壮、補血の目的で用いる。
50 『天然薬物・生薬学』 初版 奥田拓男編 廣川書店 1993 P172: : 漢方で補養薬に分類し、かぜ薬、鎮痛・鎮痙薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬などとして用いられる多数の薬方に配合。
51 『薬用資源学』初版 山崎幹夫 斉藤和季編 丸善 1997 P211: 漢方処方用薬(かぜ薬、鎮痛・鎮痙薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方に配合)
52 『漢方薬理学』高木敬次郎 木村正康 南山堂 1997 P136: 緩和、鎮静、強壮、補血、利水薬として漢方方剤に配合する。1日量3?5 g。
53 『生薬学概論(改訂第3版)』 難波恒雄 津田喜典 南江堂 1998 P267: 緩和、強壮、利尿、鎮痙薬。
54 『生薬学第6版』 北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 2001 P182: 漢方で緩和、鎮静、強壮、補血を目標に用いる。
55 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第6版』 指田豊 山﨑和男 南江堂 2002 P209: 漢方で緩和、鎮静、鎮痛、強壮、補血の目的で用いる。葛根湯など
56 『入門漢方医学』初版 日本東洋医学会学術教育委員会 編 日本東洋医学会発行 2002 P154: 強壮、健胃、消化
57 『漢方・生薬学』久保道德 吉川雅之 廣川書店 2003 P99: 滋養強壮を目的とする漢方処方に配合される。
58 『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100ー含漢方処方ー』第1版、日本薬学会編、東京化学同人 2004 P74: 風邪薬、鎮痛鎮痙薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、精神神経用薬とみなされる処方に配合される。配合処方: 桂枝湯、葛根湯、六君子湯、補中益気湯、小柴胡湯、半夏瀉心湯、甘麦大棗湯など。
59 『薬学生のための漢方薬入門』第2版、指田豊 三巻祥浩、廣川書店 2004 P78: 緩和薬として、筋肉の急迫、腹痛等に用い、滋養強壮薬として精神不安などに応用する。処方例: 胃苓湯、?香正気散、葛根湯、甘草瀉心湯、甘麦大棗湯(略)
60 『スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅲ 自然が生み出す薬物』第1版 社団法人日本薬学会 編 東京化学同人 2005 P39: 緩和、滋養・強壮、鎮静、鎮痛、利水などの目的で用いる。
61 『薬用植物学 改訂第6版』 野呂征男 水野瑞夫 木村孟淳 田中俊弘 南江堂 2006 P177: (略)強壮、緩和、利尿、漢方処方用薬とする。
62 『パートナー生薬学』 指田豊 山﨑和男 竹谷孝一 南江堂 2007 P204: もっぱら漢方に使い、脾胃を補い、気を調え、精神安定作用をもつ薬能がある。食欲不振、神経症による動悸、不安、婦人のヒステリーなどを主治する。かぜ薬、健胃消化薬、止瀉整腸薬、鎮痛剤とみなされる処方に高頻度で配剤されている。
63 『生薬単』 伊藤美千穂 北山隆 NTS 2007 P264: 抗補体作用。漢方では、通経や利尿、関節炎や腰痛のために用いられる。
64 『ベーシック薬学教科書シリーズ⑦生薬学・天然物化学』吉川雅之編 化学同人 2008 P64: 強壮、補血、利尿、緩和、鎮静を目的に緊張による痛み、咳などの症状を緩和する。体の下から上に突き上げるような心悸亢進を治す。漢方処方: 甘麦大棗湯など
65 『伝統医薬学・生薬学』 御影雅幸 木村正幸 南江堂 2009 P158: 滋養・強壮、鎮静、鎮痛、利水。(中)補気薬。方剤: 黄連湯、葛根湯、甘麦大棗湯、桂枝湯、桂枝加朮附湯など
66 『日本伝統医学テキスト漢方編』平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金『統合医療を推進するための日本伝統医学の標準化』研究班 2012 記載なし
67 『新訂生薬学 改訂第7版』 木村孟淳 田中俊弘 水上元 南江堂 2012 P157: 漢方で強壮、利水、鎮静などを目的に実用処方の約3割に配合される。桂枝湯、葛根湯、甘麦大棗湯など。
68 『歴代日本薬局方収載生薬大事典』 木下武司著 2015 P238: 多くの漢方処方に配合。
73 青本「化学」、薬学ゼミナール 2016 P577: 健胃、鎮痛
74 コアカリ重点ポイント集「化学系薬学」改訂第4版 薬学ゼミナール 2014 P148: 記載なし
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