CrudeDrug:Ophiopogonis Tuber

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|speciesC=蛇の髪
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|genusJ=ジャノヒゲ属
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|familyE=ユリ科
+
|familyJ=ユリ科
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|partUsedJ=根の肥大部
 
|partUsedJ=根の肥大部
|propertyJ=弱臭。やや甘い粘着性。
+
|propertyJ=本品は紡錘形を呈し、長さ1~2.5cm、径0.3~0.5cm、一端はややとがり、他端はやや丸みを帯びる。外面は淡黄色~淡黄褐色で、大小の縦じわがある。折るとき皮層は柔軟であるがもろく、中心柱は強じんである。皮層の折面は淡黄褐色を呈し、やや半透明で粘着性がある。
|constituentJ=オフィオポゴニン
+
本品はわずかににおいがあり、味はわずかに甘く、粘着性である。本品の横切片を鏡検するとき、表皮に内接して4~5層の褐色の細胞からなる根被が認められ、その内側に1層の外皮、更にその内側には柔細胞からなる皮層がある。内皮は明瞭で、放射中心柱には約20個の原生木部がある。皮層柔組織中にはシュウ酸カルシウムの柱状晶及び束針晶が含まれ、外皮には油滴が認められる。
|constituentE=ophiopogonin
+
|constituentJ=オフィオポゴニン、オフィオポゴノン、メチルオフィオポゴナノン、オフィオポゴナノン、β-シトステロール、スチグマステロール、β-シトステロールグルコシド
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|constituentE=ophiopogonin, ophiopogonone, methylophiopogonanone, ophiopogonanone, beta-sitosterol, stigmasterol, beta-sitosterolglucoside
 
|testJ=-
 
|testJ=-
|pharmacopeiaJ=1255
+
|pharmacopeiaJ=1564
|effectJ=鎮咳、止渇、去痰
+
|effectJ=鎮咳、去痰、強壮、止渇
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+
|usageJ=咳嗽、発熱性疾患、強心に用いられる。
|kampo=温経湯,滋陰降火湯,滋陰至宝湯,炙甘草湯,辛夷清肺湯,清暑益気湯,清心蓮子飲,清肺湯,竹ジョ温胆湯,釣藤散,麦門冬湯
+
|kampo2=温経湯,滋陰降火湯,滋陰至宝湯,炙甘草湯,辛夷清肺湯,清暑益気湯,清心蓮子飲,清肺湯,竹ジョ温胆湯,釣藤散,麦門冬湯
+
 
||links= sm-sun:syou-ha/bakumontou&&tsumura:bakumndo&&uchida:bakumondou
 
||links= sm-sun:syou-ha/bakumontou&&tsumura:bakumndo&&uchida:bakumondou
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|3 = 記載なし
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|4 = 記載なし
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|5 = 【適用】 漢方では粘滑性消炎、滋養強壮薬として鎮咳、去たん、強壮、利尿などの目的で使用する (略)。 2-419
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|6 = ?【適用】 漢方では粘滑性消炎、滋養強壮薬として鎮咳、去たん、強壮、利尿などの目的で使用する (略)。 (略)。 2-493
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|7 = 【薬効】 〔薬理〕 (略)。 【適用】 漢方では止渇、強壮、鎮咳、去たん、鎮静などの目的で他薬と配合する (略)。 D-662
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|8 = 【適用】 漢方処方用薬である。 漢方方剤: (略) D-681
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|9 = 【適用】 漢方処方用薬である。鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に配合されている。 漢方処方: (略) D-724
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|13 = 【適用】 漢方処方用薬である。鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に配合されている。 漢方処方: (略) D-548
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|24 = 正P21: 鎮咳、去痰薬として応用するの外、口渇、熱感、面部の浮腫等を去るに用ゆ。
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|25 = P38: 解熱薬とす。結核患者に効あり。
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|32 = P36: 漢方: 鎮咳、去痰、緩和止渇、解熱剤(丸麦が賞用される。)。麦門冬湯など
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|33 = P85: 鎮咳、去痰、滋養強壮、緩和剤
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|34 = P77: 滋養、強壮、鎮咳、去痰剤。
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|35 = P296: 滋潤、強壮の効がある。
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|36 = P404: 滋養、強壮薬。
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|37 = 記載なし
 +
|38 = 記載なし
 +
|39 = P262: 粘滑性消炎作用あり、漢方で鎮咳、去痰の目的に強壮滋養薬とする。
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|40 = P104: 粘滑性消炎、滋養強壮、鎮咳、去痰、止渇剤として漢方方剤に配合される。
 +
|41 = P49: 粘滑性消炎、滋養強壮、鎮咳、去たん、強心、利尿、解熱、抗炎症作用(日本薬学会 1971、星薬大柴田丸発表)などの効があり、母乳の分泌促進の作用もある。漢方に配合される。
 +
|42 = P142: 鎮咳、去痰、止渇、解熱
 +
|43 = P295: 漢方で止渇、強壮、鎮咳、去痰、鎮静などを目標に用いる。1日5~10g(煎剤)
 +
|44 = P322: 漢方では補養薬(脱水症状、乾燥性の咳、口やのどのかわき、ほてりなどに)として処方。
 +
|45 = P83: 滋養、強壮、鎮咳、去痰剤。
 +
|46 = P368: 漢方では補養薬(脱水症状、乾燥性の咳、口やのどのかわき、ほてりなどに)として処方。
 +
|47 = P251: 滋養、強壮などに漢方で用いる。温経湯、麦門冬湯。
 +
|48 = P337: 粘滑性消炎、止渇、滋養、強壮、鎮咳、去痰、利尿薬。
 +
|49 = P252: 滋養、強壮などに漢方で用いる。
 +
|50 = P127: 鎮咳、鎮静、強壮。漢方で潤燥生津、化痰止咳の薬とし、燥熱証を示す乾咳、無痰、喀血、口渇などに応用。
 +
|51 = P219: 漢方処方用薬(鎮咳・去痰薬とみなされる処方に配合)
 +
|52 = P263: 止瀉、滋養強壮、鎮咳、去痰、鎮静、静穏、炎症の軽減などの目的で他薬と配合する。常用量は1日5?10 g。
 +
|53 = P337: 粘滑性消炎、止渇、滋養、強壮、鎮咳、去痰、利尿薬。
 +
|54 = P289: 漢方で止渇、強壮、鎮咳、去痰、鎮静などを目標に用いる。1日5~10g(煎剤)
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|55 = P292: 漢方で、主に鎮咳・去痰薬とみなされる処方に配合される。麦門冬湯など。
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|56 = P155: 消炎、鎮咳、去痰、滋養強壮
 +
|57 = P132: 鎮咳・去痰、炎症の軽減、滋養強壮を目的とした処方に配合される。地黄、車前子と配合すると麦門冬の薬力を助ける。
 +
|58 = P95: 漢方処方用薬で、鎮咳去痰薬とみなされる処方等に配合され、止渇、強壮、鎮咳、去痰、鎮静などを目標に用いる。配合処方: 麦門冬湯、白虎加桂枝湯、白虎加人参湯、補肺湯など
 +
|59 = P88: 津液を補う作用があり、口渇を治し、肺を潤して、乾いた咳を治める。滋養強壮の目的で用いる。処方例: 温経湯、辛夷清肺湯、生津湯、滋陰降火湯、滋陰至宝湯、竹茹温胆湯、麦門冬湯、釣藤散
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|60 = P56: 滋養、強壮、鎮咳、去痰。漢方では潤燥生津、化痰止咳薬として配合される。
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|61 = P233: (略)漢方で去痰薬、強壮薬、鎮咳薬とする。
 +
|62 = P299: もっぱら漢方に用い、咽喉および肺を潤わせ、胸部の煩悶感を除き、咳を止め、痰を除く薬能がある。乾いた咳、吐血、喀血、気胸、肺癰、虚労による煩熱、熱病による体液の損耗、咽乾口燥、乾燥性便秘などを主治する。鎮咳去痰薬、止瀉、滋養強壮薬とみなされる漢方処方に配剤される。
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|63 = P172: 鎮咳、止渇、去痰。漢方では、止渇、強壮、鎮咳、去痰、鎮静のために用いられてきた。
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|64 = P74: 消炎、滋養強壮、鎮咳去痰薬。漢方処方: 麦門冬湯など
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|65 = P238: 血糖降下、浮腫抑制、IgM抗体産生抑制作用。(中)滋陰薬。方剤: 麦門冬湯、白虎加桂枝湯、補肺湯、竹茹温胆湯など
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|66 = 記載なし
 +
|67 = P88: 漢方処方用薬。滋養、強壮、鎮咳、去痰
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|68 = P305: もっぱら漢方に用いる。
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|73 = P583: 鎮咳?A去痰
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|74 = 記載なし
 
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General Index Names Prescriptions Books Journals Terminology Chinese Medicines


Contents

麦門冬

References

  1. 【基原動植物から灰分等まで】第十六改正日本薬局方
  2. 【効能】矢作忠弘, 渥美聡孝, (以下8名)..., 牧野利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 2017
  3. 【成分】生薬単 (伊藤美千穂 北山隆 監修; 原島広至 著) NTS

Prescriptions 処方一覧

麦門冬湯 (バクモンドウトウ)  竹茹温胆湯 (チクジョウンタントウ)  竹葉石膏湯 (チクヨウセッコウトウ)  釣藤散 (チョウトウサン)  補肺湯 (ホハイトウ)  補気建中湯 (ホキケンチュウトウ)  滋陰降火湯 (ジインコウカトウ)  滋陰至宝湯 (ジインシホウトウ)  加味四物湯 (カミシモツトウ)  甘露飲 (カンロイン)  味麦地黄丸 (ミバクジオウガン)  清肺湯 (セイハイトウ)  清上蠲痛湯 (セイジョウケンツウトウ)  清肌安蛔湯 (セイキアンカイトウ)  清熱補血湯 (セイネツホケツトウ)  清熱補気湯 (セイネツホキトウ)  清心蓮子飲 (セイシンレンシイン)  清暑益気湯 (セイショエッキトウ)  炙甘草湯 (シャカンゾウトウ)  辛夷清肺湯 (シンイセイハイトウ)  温経湯 (ウンケイトウ)  

[edit] 歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載

利用する場合は以下を引用してください。

  • 矢作 忠弘,石内勘一郎,渥美 聡孝,三宅 克典,森永 紀,伏見 裕利,大山 雅義,森川 敏生,田中 謙,有田 正規,牧野 利明「歴代成書に見られる生薬の効能に関する記載のデータベース化」生薬学雑誌, 71(1), 1-36, 2017
番号 書名 出版年 記載
3 局方医薬品承認申請の手引き 1980 記載なし
4 生薬のエキス製剤の製造販売承認申請に係るガイダンスついて(2015年12月25日薬生審査発) 2015 記載なし
5 JP7 第1部 大改訂版 第2部 解説書(1966) 1961 【適用】 漢方では粘滑性消炎、滋養強壮薬として鎮咳、去たん、強壮、利尿などの目的で使用する (略)。 2-419
6 JP8 解説書 1971  ?【適用】 漢方では粘滑性消炎、滋養強壮薬として鎮咳、去たん、強壮、利尿などの目的で使用する (略)。 (略)。 2-493
7 JP9 解説書 1976 【薬効】 〔薬理〕 (略)。 【適用】 漢方では止渇、強壮、鎮咳、去たん、鎮静などの目的で他薬と配合する (略)。 D-662
8 JP10 解説書 1981 【適用】 漢方処方用薬である。 漢方方剤: (略) D-681
9 JP11 解説書 1986 【適用】 漢方処方用薬である。鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に配合されている。 漢方処方: (略) D-724
10 JP12 解説書 1991 【適用】 漢方処方用薬である。鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に配合されている。 漢方処方: (略) D-729
11 JP13 解説書 1996 【適用】 漢方処方用薬である。鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に配合されている。 漢方処方: (略) D-826
12 JP14 解説書 2001 【適用】 漢方処方用薬である。鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に配合されている。 漢方処方: (略) D-888
13 JP15 解説書 2006 【適用】 漢方処方用薬である。鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に配合されている。 漢方処方: (略) D-548
14 JP16 解説書 2011 【適用】 漢方処方用薬である。鎮咳去痰薬とみなされる処方及びその他の処方に配合されている。 漢方処方: (略) D-656
15 登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会_試験問題の作成に関する手引き(厚生労働省医薬食品局総務課2007年7月) 2007 鎮咳、去痰、滋養強壮等の作用を期待して用いられる(P. 84)
19 『改訂生藥學』アルベルト・ウィカンド 大井玄洞 1887 記載なし
20 『生藥學』第5版 下山順一郎 1901 記載なし
21 『簡明生藥學』島崎健造 1909 記載なし
22 『最新薬学全書 第6編 生薬学』 伊藤治輔 編、日本薬学講習会 1913 記載なし
23 『生藥學』第13版 下山純一郎 朝比奈泰彦 1916 記載なし
24 『和漢薬物学』日野五七郎 一色直太郎 同済号書房 たにぐち書店復刻版 1931 正P21: 鎮咳、去痰薬として応用するの外、口渇、熱感、面部の浮腫等を去るに用ゆ。
25 『薬理的生薬学』村上師壽 三省堂 1933 P38: 解熱薬とす。結核患者に効あり。
26 『生藥學』第20版 下山順一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1934 記載なし
27 『生藥學』第27版 下山純一郎 朝比奈泰彦 藤田直市 1943 記載なし
28 『生藥學教科書』木村康一 1949 記載なし
29 『最新生薬学』刈米達夫 1949 記載なし
30 『生薬学』三橋博、醫學書院 1958 記載なし
31 『生薬学』第4版、藤田路一 1963 記載なし
32 『新編生薬学』東丈夫 名越規朗 廣川書店 1965 P36: 漢方: 鎮咳、去痰、緩和止渇、解熱剤(丸麦が賞用される。)。麦門冬湯など
33 『生薬学総論』柴田承二 東丈夫 木島正夫 下村孟 廣川書店 1966 P85: 鎮咳、去痰、滋養強壮、緩和剤
34 『生薬学』稲垣勲 嶋野武 嶋田玄彌 長沢元夫 南江堂 1967 P77: 滋養、強壮、鎮咳、去痰剤。
35 『和漢生薬』刈米達夫 廣川書店 植物分類学での順 1971 P296: 滋潤、強壮の効がある。
36 『最新生薬学 第三改槁版』刈米達夫 廣川書店 1973 P404: 滋養、強壮薬。
37 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔上〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1975 記載なし
38 『スタインエッガー・ヘンゼル生薬学〔下〕‐化学・薬理学へのアプローチ‐第3版』糸川秀治 太田明廣 西川嘉廣 廣川書店 1976 記載なし
39 『生薬学』 木島正夫 澤田徳之助 秦清之 朝倉書店 1978 P262: 粘滑性消炎作用あり、漢方で鎮咳、去痰の目的に強壮滋養薬とする。
40 『新常用和漢薬集』訂正第2版 東京生薬協会 編集 南江堂 1978 P104: 粘滑性消炎、滋養強壮、鎮咳、去痰、止渇剤として漢方方剤に配合される。
41 『最新生薬学総覧』伊沢一男 学文社 1978 P49: 粘滑性消炎、滋養強壮、鎮咳、去たん、強心、利尿、解熱、抗炎症作用(日本薬学会 1971、星薬大柴田丸発表)などの効があり、母乳の分泌促進の作用もある。漢方に配合される。
42 彩色写生図 日本の薬用植物〔生薬〕 生薬-成分-漢方-〔処方例〕高取治輔 廣川書店 1980 P142: 鎮咳、去痰、止渇、解熱
43 『生薬学第2版』北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 1982 P295: 漢方で止渇、強壮、鎮咳、去痰、鎮静などを目標に用いる。1日5~10g(煎剤)
44 『コメンタリー局方生薬』初版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1984 P322: 漢方では補養薬(脱水症状、乾燥性の咳、口やのどのかわき、ほてりなどに)として処方。
45 『新訂生薬学 第2版』長沢元夫 野呂征男 萩原幸夫 木村孟淳 南江堂 1987 P83: 滋養、強壮、鎮咳、去痰剤。
46 『コメンタリー局方生薬』 第2版 桑野重昭 山内和子 米田該典 廣川書店 1987 P368: 漢方では補養薬(脱水症状、乾燥性の咳、口やのどのかわき、ほてりなどに)として処方。
47 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第3版』三橋博 指田豊 山﨑和男 南江堂 1989 P251: 滋養、強壮などに漢方で用いる。温経湯、麦門冬湯。
48 『生薬学概論』 難波恒雄 津田喜典編 南江堂 1990 P337: 粘滑性消炎、止渇、滋養、強壮、鎮咳、去痰、利尿薬。
49 『生薬学改訂第4版』 三橋博 井上隆夫編集 南江堂 1992 P252: 滋養、強壮などに漢方で用いる。
50 『天然薬物・生薬学』 初版 奥田拓男編 廣川書店 1993 P127: 鎮咳、鎮静、強壮。漢方で潤燥生津、化痰止咳の薬とし、燥熱証を示す乾咳、無痰、喀血、口渇などに応用。
51 『薬用資源学』初版 山崎幹夫 斉藤和季編 丸善 1997 P219: 漢方処方用薬(鎮咳・去痰薬とみなされる処方に配合)
52 『漢方薬理学』高木敬次郎 木村正康 南山堂 1997 P263: 止瀉、滋養強壮、鎮咳、去痰、鎮静、静穏、炎症の軽減などの目的で他薬と配合する。常用量は1日5?10 g。
53 『生薬学概論(改訂第3版)』 難波恒雄 津田喜典 南江堂 1998 P337: 粘滑性消炎、止渇、滋養、強壮、鎮咳、去痰、利尿薬。
54 『生薬学第6版』 北川勲 三川潮 庄司順三 滝戸道夫 友田正司 西岡五夫 廣川書店 2001 P289: 漢方で止渇、強壮、鎮咳、去痰、鎮静などを目標に用いる。1日5~10g(煎剤)
55 『INTEGRATED ESSENTIALS 生薬学 改訂第6版』 指田豊 山﨑和男 南江堂 2002 P292: 漢方で、主に鎮咳・去痰薬とみなされる処方に配合される。麦門冬湯など。
56 『入門漢方医学』初版 日本東洋医学会学術教育委員会 編 日本東洋医学会発行 2002 P155: 消炎、鎮咳、去痰、滋養強壮
57 『漢方・生薬学』久保道德 吉川雅之 廣川書店 2003 P132: 鎮咳・去痰、炎症の軽減、滋養強壮を目的とした処方に配合される。地黄、車前子と配合すると麦門冬の薬力を助ける。
58 『薬学生・薬剤師のための知っておきたい生薬100ー含漢方処方ー』第1版、日本薬学会編、東京化学同人 2004 P95: 漢方処方用薬で、鎮咳去痰薬とみなされる処方等に配合され、止渇、強壮、鎮咳、去痰、鎮静などを目標に用いる。配合処方: 麦門冬湯、白虎加桂枝湯、白虎加人参湯、補肺湯など
59 『薬学生のための漢方薬入門』第2版、指田豊 三巻祥浩、廣川書店 2004 P88: 津液を補う作用があり、口渇を治し、肺を潤して、乾いた咳を治める。滋養強壮の目的で用いる。処方例: 温経湯、辛夷清肺湯、生津湯、滋陰降火湯、滋陰至宝湯、竹茹温胆湯、麦門冬湯、釣藤散
60 『スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学Ⅲ 自然が生み出す薬物』第1版 社団法人日本薬学会 編 東京化学同人 2005 P56: 滋養、強壮、鎮咳、去痰。漢方では潤燥生津、化痰止咳薬として配合される。
61 『薬用植物学 改訂第6版』 野呂征男 水野瑞夫 木村孟淳 田中俊弘 南江堂 2006 P233: (略)漢方で去痰薬、強壮薬、鎮咳薬とする。
62 『パートナー生薬学』 指田豊 山﨑和男 竹谷孝一 南江堂 2007 P299: もっぱら漢方に用い、咽喉および肺を潤わせ、胸部の煩悶感を除き、咳を止め、痰を除く薬能がある。乾いた咳、吐血、喀血、気胸、肺癰、虚労による煩熱、熱病による体液の損耗、咽乾口燥、乾燥性便秘などを主治する。鎮咳去痰薬、止瀉、滋養強壮薬とみなされる漢方処方に配剤される。
63 『生薬単』 伊藤美千穂 北山隆 NTS 2007 P172: 鎮咳、止渇、去痰。漢方では、止渇、強壮、鎮咳、去痰、鎮静のために用いられてきた。
64 『ベーシック薬学教科書シリーズ⑦生薬学・天然物化学』吉川雅之編 化学同人 2008 P74: 消炎、滋養強壮、鎮咳去痰薬。漢方処方: 麦門冬湯など
65 『伝統医薬学・生薬学』 御影雅幸 木村正幸 南江堂 2009 P238: 血糖降下、浮腫抑制、IgM抗体産生抑制作用。(中)滋陰薬。方剤: 麦門冬湯、白虎加桂枝湯、補肺湯、竹茹温胆湯など
66 『日本伝統医学テキスト漢方編』平成22-23年度厚生労働科学研究費補助金『統合医療を推進するための日本伝統医学の標準化』研究班 2012 記載なし
67 『新訂生薬学 改訂第7版』 木村孟淳 田中俊弘 水上元 南江堂 2012 P88: 漢方処方用薬。滋養、強壮、鎮咳、去痰
68 『歴代日本薬局方収載生薬大事典』 木下武司著 2015 P305: もっぱら漢方に用いる。
73 青本「化学」、薬学ゼミナール 2016 P583: 鎮咳?A去痰
74 コアカリ重点ポイント集「化学系薬学」改訂第4版 薬学ゼミナール 2014 記載なし
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