Index:Vegetables
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&&Ipomoea batatas&&サツマイモ(薩摩芋)&&ヒルガオ科&&中央アメリカ&&1492年(ヨーロッパ)&&1615年?(江戸時代)&&三浦按針説もあるが、数年早く琉球から薩摩経由。青木昆陽。紀元前3000年以上前から中央アメリカでは栽培。 | &&Ipomoea batatas&&サツマイモ(薩摩芋)&&ヒルガオ科&&中央アメリカ&&1492年(ヨーロッパ)&&1615年?(江戸時代)&&三浦按針説もあるが、数年早く琉球から薩摩経由。青木昆陽。紀元前3000年以上前から中央アメリカでは栽培。 | ||
&&Colocasia esculenta&&サトイモ(里芋)&&サトイモ科&&マレー半島&&紀元前(中国)&&(弥生時代?)&&サトイモは稲作以前の主食と推定。山芋(自然薯・ジネンジョ)に対する名前。 | &&Colocasia esculenta&&サトイモ(里芋)&&サトイモ科&&マレー半島&&紀元前(中国)&&(弥生時代?)&&サトイモは稲作以前の主食と推定。山芋(自然薯・ジネンジョ)に対する名前。 | ||
− | && &&ジャガイモ(馬鈴薯)&&ナス科&&南アメリカ&&1492年(ヨーロッパ)&&16世紀(戦国・安土桃山時代)&&アンデス山脈チチカカ湖周辺地域で5世紀頃から先住民の主食として栽培。 | + | &&Solanum tuberosum L.&&ジャガイモ(馬鈴薯)&&ナス科&&南アメリカ&&1492年(ヨーロッパ)&&16世紀(戦国・安土桃山時代)&&アンデス山脈チチカカ湖周辺地域で5世紀頃から先住民の主食として栽培。 |
− | && &&ショウガ(生姜)&&ショウガ科&&熱帯アジア&&紀元前(中国)&&3世紀(古墳時代)&&香辛料の一つとして世界中で利用。前漢『史記』。別名「はじかみ」。 | + | &&Zingiber officinale (Willd.) Roscoe&&ショウガ(生姜)&&ショウガ科&&熱帯アジア&&紀元前(中国)&&3世紀(古墳時代)&&香辛料の一つとして世界中で利用。前漢『史記』。別名「はじかみ」。 |
− | && && | + | &&Nelumbo nucifera Gaertn.&&ハス科&&中国/エジプト&&紀元前3000年(インド)&&2000年以上前(縄文時代)&&栽培は仏教伝来の頃。本格的な栽培は明治時代以降。 |
− | && &&タマネギ(玉葱)&&ユリ科&&中央アジア&&紀元前(エジプト/ヨーロッパ)&&19世紀末(明治時代以降)&&ダイコン、キャベツとともにベスト3の収穫量。 | + | &&Allium cepa L.&&タマネギ(玉葱)&&ユリ科&&中央アジア&&紀元前(エジプト/ヨーロッパ)&&19世紀末(明治時代以降)&&ダイコン、キャベツとともにベスト3の収穫量。 |
− | && &&ニンニク(蒜苔・茎ニンニク)&&ユリ科&&中央アジア&&DC4000?(古代エジプト)&&7世紀末?(奈良時代)&&『日本書紀』『源氏物語』にも登場。しかし薬用が主。一般に普及したのは、大戦後。 | + | &&Allium sativum L.&&ニンニク(蒜苔・茎ニンニク)&&ユリ科&&中央アジア&&DC4000?(古代エジプト)&&7世紀末?(奈良時代)&&『日本書紀』『源氏物語』にも登場。しかし薬用が主。一般に普及したのは、大戦後。 |
− | && &&ラッキョウ(辣韮)&&ユリ科&&中国&&紀元前(古代中国)&&9~10世紀頃(平安時代)?&&当初は薬用。野菜として普及したのは、江戸時代。中国古代の「山海経」にも記述。 | + | &&Allium chinense G.Don&&ラッキョウ(辣韮)&&ユリ科&&中国&&紀元前(古代中国)&&9~10世紀頃(平安時代)?&&当初は薬用。野菜として普及したのは、江戸時代。中国古代の「山海経」にも記述。 |
− | && &&ユリネ(百合根)&&ユリ科&&中国/朝鮮半島/日本&&?&&17世紀以降(江戸時代)&&食用としての主流は、コオニユリ。関西地方で消費が多い。日本では18種が自主。 | + | &&Lilium lancifolium&&ユリネ(百合根)&&ユリ科&&中国/朝鮮半島/日本&&?&&17世紀以降(江戸時代)&&食用としての主流は、コオニユリ。関西地方で消費が多い。日本では18種が自主。 |
− | && &&トウガラシ(唐辛子)&&ナス科&&メキシコ&&1493年(ヨーロッパ)&&1542年(戦国時代)&&秀吉の朝鮮出兵で韓国に伝わったという説もある。世界三大香辛料(トウガラシ・コショウ・カラシ)の一つ。 | + | &&Capsicum annuum L. var. acuminatum&&トウガラシ(唐辛子)&&ナス科&&メキシコ&&1493年(ヨーロッパ)&&1542年(戦国時代)&&秀吉の朝鮮出兵で韓国に伝わったという説もある。世界三大香辛料(トウガラシ・コショウ・カラシ)の一つ。 |
− | && &&シソ(紫蘇)&&シソ科&&地中海沿岸/中央アジア&&?&&?(平安時代以前)&&縄文時代の貝塚や遺跡からシソの種子が出土。花・芽・葉何れも食用。 | + | &&Perilla frutescens (L.) Britton var. Acuta Kudo&&シソ(紫蘇)&&シソ科&&地中海沿岸/中央アジア&&?&&?(平安時代以前)&&縄文時代の貝塚や遺跡からシソの種子が出土。花・芽・葉何れも食用。 |
− | && &&サンショウ(山椒)&&ミカン科&&東アジア/北アメリカ&&?&&?&&『魏志倭人伝』や『古事記』にも「ハジカミ」として載っている。栽培は明治時代から。 | + | &&Zanthoxylum piperitum (L.) DC.&&サンショウ(山椒)&&ミカン科&&東アジア/北アメリカ&&?&&?&&『魏志倭人伝』や『古事記』にも「ハジカミ」として載っている。栽培は明治時代から。 |
− | && &&ミツバ(三つ葉)&&セリ科&&東アジア/北アメリカ&&?&&17世紀末(江戸元禄年間)&&日本と中国のみで栽培。 | + | &&Cryptotaenia canadensis DC. subsp. japonica (Hassk.) Hand.-Mazz.&&ミツバ(三つ葉)&&セリ科&&東アジア/北アメリカ&&?&&17世紀末(江戸元禄年間)&&日本と中国のみで栽培。 |
− | && &&セリ(芹)&&ユーラシア/熱帯アフリカ&&?&&1000年以上前(平安時代)?&&『万葉集』、平安時代の『延喜式』にも記載。 | + | &&Oenanthe javanica (Blume) DC.&&セリ(芹)&&ユーラシア/熱帯アフリカ&&?&&1000年以上前(平安時代)?&&『万葉集』、平安時代の『延喜式』にも記載。 |
− | && &&ミョウガ(茗荷)&&ショウガ科&&アジア東部&&?&&1000年以上前(平安時代)?&&『魏志倭人伝』にミョウガの漢名、平安時代の『延喜式』にも記載。 | + | &&Zingiber mioga (Thunb.) Roscoe&&ミョウガ(茗荷)&&ショウガ科&&アジア東部&&?&&1000年以上前(平安時代)?&&『魏志倭人伝』にミョウガの漢名、平安時代の『延喜式』にも記載。 |
− | && &&タデ(蓼)&&タデ科&&北半球&&?&&(奈良時代?)&&『万葉集』にも詠まれている。 | + | &&Persicaria hydropiper (L.) Spach&&タデ(蓼)&&タデ科&&北半球&&?&&(奈良時代?)&&『万葉集』にも詠まれている。 |
− | && &&ワサビ(山葵)&&アデラナ科&&日本&&-&&12世紀(鎌倉時代)&&918年の『本草和名』にも登場。日本独自の野菜。12世紀以降、遠江国:静岡県で栽培。 | + | &&Eutrema japonicum (Miq.) Koidz.&&ワサビ(山葵)&&アデラナ科&&日本&&-&&12世紀(鎌倉時代)&&918年の『本草和名』にも登場。日本独自の野菜。12世紀以降、遠江国:静岡県で栽培。 |
− | && &&アシタバ(明日葉)&&セリ科&&中部地方から南の太平洋岸&&-&&(江戸時代)&&暖かい地方で採れるもの程柔らかく香りも良く美味しい。生長の速さが特徴。 | + | &&Angelica keiskei (Miq.) Koidz.&&アシタバ(明日葉)&&セリ科&&中部地方から南の太平洋岸&&-&&(江戸時代)&&暖かい地方で採れるもの程柔らかく香りも良く美味しい。生長の速さが特徴。 |
− | && &&ウド(野生種)(独活)&&ウコギ科&&東洋や日本各地の山野&&-&&?&&採取時期は4~5月で、新芽が出て丈が10~40cmの頃に採取。 | + | &&Aralia cordata Thunb.&&ウド(野生種)(独活)&&ウコギ科&&東洋や日本各地の山野&&-&&?&&採取時期は4~5月で、新芽が出て丈が10~40cmの頃に採取。 |
− | && &&タラノメ&&ウコギ科&&日本&&-&&?&&寒い地方のものが美味とされる。ハウスものも多く出回っている。 | + | &&Aralia elata (Miq.) Seem.&&タラノメ&&ウコギ科&&日本&&-&&?&&寒い地方のものが美味とされる。ハウスものも多く出回っている。 |
− | && &&カタクリ&&ユリ科&&日本/朝鮮半島&&-&&?&&万葉の時代からカタカゴの花として詩歌に謳われ、親しまれてきた。 | + | &&Erythronium japonicum Decne.&&カタクリ&&ユリ科&&日本/朝鮮半島&&-&&?&&万葉の時代からカタカゴの花として詩歌に謳われ、親しまれてきた。 |
− | && &&ギボウシ(ウルイ)&& | + | &&Hosta montana F.Maek.&&ギボウシ(ウルイ)&&リュウゼツラン科&&東アジア&&-&&?&&日本海側の山地に自生。栽培されているスジギボウシは全国に分布。 |
&& &&クサソテツ(コゴミ)&&オシダ科&&欧州/アジア東部/北アメリカ&&-&&?&&巻いた若芽全体が食用。山形などでは、早出しのために栽培。 | && &&クサソテツ(コゴミ)&&オシダ科&&欧州/アジア東部/北アメリカ&&-&&?&&巻いた若芽全体が食用。山形などでは、早出しのために栽培。 | ||
&& &&ゼンマイ(薇)&&ゼンマイ科&&日本/朝鮮半島/台湾/ヒマラヤ&&-&&?&&アク抜きや乾燥に手間がかかるため、市販品の80%以上は中国からの輸入品。 | && &&ゼンマイ(薇)&&ゼンマイ科&&日本/朝鮮半島/台湾/ヒマラヤ&&-&&?&&アク抜きや乾燥に手間がかかるため、市販品の80%以上は中国からの輸入品。 |
Revision as of 17:55, 24 August 2009
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野菜の歴史
庄内地方(山形県の日本海側)は海と山の幸に恵まれ、味の濃いだだちゃ豆、焼畑で作る藤沢かぶ等、特徴のある地場野菜でも知られています。